コラム

【謹賀新年】代表 立石 誠より新年のご挨拶を申し上げます

Makoto Tateishi

新年あけましておめでとうございます。

徐々に対面で皆様と言葉を交わす機会も増えておりますが、お取引先、提携パートナー企業、また弊社社員と、皆様と共に清々しい新年を迎えることができますことを大変嬉しく思います。また日頃の温かいご支援、ご指導に対しまして厚く御礼を申し上げます。

昨年は一年遅れ、かつ無観客となる異例の東京オリンピック・パラリンピックの開催となりましたが、日本国内でも大きな国際イベントが無事に開催され、広告業界においても徐々に活気が戻ってきたように感じております。
弊社はこれまでインターネット広告の領域において、メディア企業のデジタル事業の収益化を中心にサービスを展開してまいりましたが、2021年はコロナ禍での巣ごもり需要や、その後の消費活動の回復、またコネクテッドTVなど新たなデジタルデバイスの普及にあわせたデジタル動画広告の成長と共に、引き続き継続的な拡大が見込まれております。また弊社におきましても一昨年比118%となる、本年度の市場成長予測を上回る7期目決算の発表をさせていただくことができました。

一方、日頃からメディア企業様との対話をさせていただくなかで、メディアのデジタル化に合わせたマネタイズモデル変動への対応や、より質の高いデジタルメディアの運営・維持に対するコストの増加など、対応すべき課題が増えたという声を伺うことも多くなりました。
弊社は、これまでテクノロジープラットフォームの活用やマネタイズのための運用支援を中心として事業を展開してまいりましたが、本年度はメディア企業と広告市場に対しての本質的な課題に向き合い、付加価値をご提供できるよう新たな事業に挑戦をしていきたいと考えております。

新たな事業展開としては、メディア企業の運用型広告ご担当者様の作業負荷軽減に向けた支援ツールをご提供するソリューションサービス、またこれまでの大手メディア企業様とのお取引実績を活かし、メディアが自社で保有する有益なコンテンツ資産や、1st Party Dataに代表される消費者接点のデータ資産を独自に連携・分析・プランニングを行い良質のみを厳選して広告取引を行うことができる広告出稿サービス、これらをエンハンスの新たな価値としつつ、インターネット広告市場の拡大に尽力してまいります。

国外企業との業務提携なども進めている最中でコロナ禍に突入してしまい、まだまだ自由な渡航には時間がかかりそうですが、今後も国内外問わず多くのステークホルダーの方々と対話をさせていただきつつ、社員一同一丸となって本年の事業拡大を推進してまいりたいと思います。

皆様にとって本年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

株式会社エンハンス
代表取締役社長 立石 誠

 

Makoto Tateishi

エンハンス社長。2014年12月にエンハンスを創業。株式会社マイクロアドでのSSP事業統括経験を活かして、テクノロジープラットフォームを活用したメディアコンサルティング事業を展開。社内では一番お酒に弱い。

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